下地の点検と処理 |
下地表面は凸凹ができないように、金ゴテで平らに仕上を行う。
ドレンはシート防水に適した物で、その回りは水はけを良くする。 |
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下地の養生 |
下地を十分に乾躁させる。
養生はモルタルの場合10日以上、RCの場合打設後1カ月以上。 |
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水勾配の調整 |
水勾配が悪く水溜まりの発生しそうな場所は、樹脂モルタルを
用いてレベル調整を行う。 |
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プライマー塗布 |
ブライマーはアスファルト系のメルトーチブライマーあるいは
UBE水性ブライマー(環境対応型)の2種から選択。 |
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下塗調整材の塗布 |
砂付きアスファルト防水を改修する場合、下地調整材で処理。
(下地調整材を使用する場合は、ブライマーは不要) |
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絶縁・増張り
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ALCパネル、PC部材、異種下地間の目地部分にはテープ で
下地との絶縁と補強を行う。 |
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特殊部位の処置 |
出隅、入隅、ドレン回りなどは、テープで増張り処理を行う。 |
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シートの仮敷き |
シートは水勾配と逆張りにならないように割付する。
シート接合部の重ね幅を、l00mm以上になるように仮敷き。 |
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シートの施工 |
トーチバーナーで下地と同時にあぶりながら融着する。
ジョイント部は、コンパウンドが均一にはみ出すように施工。 |
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保護塗装 |
露出防水の場合メルトーチの表面に防水保護塗料を塗布。
ローラー刷毛等で標準塗布量を2回に分けて塗布。 |